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治験モニターの応募ポイントまとめ!治験に適応する人、しない人の特徴

更新日:3月5日



 治験モニターとは、新しい医薬品や治療法の有効性や安全性を調べるために臨床試験に参加する人のことを指します。治験モニターは治験が進む上で非常に重要な役割を果たしており、日々多くの方が応募しています。


ただし治験に参加しようと申し込むも適応外となる方がいます。


ここでは、治験モニターに適応する人としない人の特徴をまとめました。メディメイトボランティアネットへ応募する上での注意点やポイントをいくつかご紹介します。


1.治験に適応する人の特徴


(1) 特定の疾患を持っている方

 メディメイトでは、第2,3フェーズの治験を募集しております。そのため基本的には特定の疾患を患っている方を直接募集しています。疾患をお持ちであることが大前提となり、そんな中でも治験のフェーズによってさらに細分化されます。


治験フェーズなどの詳細が知りたい方はコチラの記事を参照ください


細分化していく中で適応しない方もいらっしゃいます。それだけデリケートに適応の判断を行う必要があるのです。


また、健康な方向けの登録検診(基本的に初回のみ参加可能で、身体検査や採血などを行います)もございます。詳細はコチラからご確認下さい。登録検診を受けた後、対象の治験案件があれば改めてご連絡をいたします。


(2)精神的に安定していること

 基本的に日帰り治験の案件が多く入院を伴わない治験が多いため、日々の生活に大きな変化は伴いません。しかし治験に参加するということは精神的な負担を伴うことがあります。


まだ厚生労働省より認められていないお薬の候補を投与しますので、副作用の可能性など様々な症状を考慮すると負担は小さくないです。


そのため治験に参加する人は精神的に安定していることが求められます。


(3)他の治験や医薬品モニターに参加中ではない方

 普段の体の状態をなるべく保つために他に医療モニターへ参加していないのが前提条件となります。新薬の開発に対し、より正しい効果を図るため普段の体の状態を保てる方が参加可能です。


2.治験に適応しない人の特徴


(1)健康的な方

 一概に言えませんがメディメイトボランティアネットの治験の場合、特定の疾患を患われている方を募集することが多いです。


そのため健康だけど被験者になりたい、という方はそもそも適応しないことが多いです。また、通院をせず疾患として治療されていない場合なども適応しないケースがございます。 一部健康な方向けの治験もございますので募集案件一覧よりご確認いただければと思います。


(2)妊娠中または授乳中の女性

 治験に参加する前に、妊娠中または授乳中であることを申告する必要があります。まだ未完成な状態のお薬が、お子さんにどのような影響が出るのか分からないため、殆どの場合お断りをすることが多いです。


(3)健康保険証をお持ちでない方

 メディメイトボランティアネットでは必ず保険証のご提示をお願いしております。そのためもしお持ちでない方は治験への参加をお断りすることがあります。


事前の説明会でもお伝えはいたしますが、実際にご通院となった際は必ず保険証を持参のうえ、お越しいただくこととなるのでご注意ください。


3. 治験に男性、女性の違いはあるの?


 治験案件によりますが、殆どの場合違いはありません。これは薬を一般的に販売するために、様々な方が飲むのを想定しているためです。


メディメイトボランティアネットでの治験は最終フェーズに近い被験者を募集していますので制限がないことが多いです。一部女性のみなど、女性特有の疾患に対する治験などは性別を限定する場合がございます。募集要項をご確認のうえお申込み下さい。


4.治験の年齢制限はあるの?


メディメイトボランティアネットでは、年齢に制限をかける場合が多く、子どもや大人など、年齢差を設ける事でより対象者を絞っています。


各案件ごとに、何歳~何歳までと記載することでより限定的な状況下でお薬の反応をみていきます。例えば小児コロナワクチンは子ども向けの治験ですし、慢性肺疾患(COPD)は長年タバコを吸っており肺に影響が出ている方へ向けた治験です。


こちらも詳細は治験案件一覧より各治験要項をご確認ください。


5.まとめ


 このように、メディメイトボランティアネットでは治験の案件により細かく制限を設けています。少しご不便に思われる参加者様もいらっしゃいますが、お薬開発の最終段階に向けてより詳細なデータを集める必要がございます。


そのために現在処方され、投与している薬なども含め詳しい情報をヒヤリングさせていただきながら、案件に適応するのかチェックしております。その結果、より正しい効果の測定と安全性の確認ができるだけでなく、製造の効率を大幅に上げる事ができるのです。


ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


ご不明な点はいつでもお問合せフォームよりご連絡下さい。




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